ニュース 電子 作成日:2012年3月12日_記事番号:T00035896
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が9日発表した2月連結売上高は、前月比2.1%減、前年同月比3.6%増の338億5,600万台湾元(約950億円)だった。2月は1月より稼働日が2日少なかったことに加え、台湾元高が進んだことから前月比で減収となった。10日付工商時報が報じた。

TSMCによると、第1四半期の連結売上高は1米ドル=30.25元と仮定して1,030億~1,050億元になる見込みだ。証券会社はTSMCの第1四半期売上高見通しについて、3月も稼働日が増えるため、台湾元高が進まなければ増収に転じると予測。受注量も順調に増えていることから、売上目標は達成できるとの見方を示した。
TSMCの顧客であるザイリンクス、アルテラ、クアルコム、エヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが28ナノメートル製造プロセスの発注を始めた。設備業者によると、良品率は60%まで上昇しているが、今年は生産能力不足が最大の課題となりそうだ。
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