ニュース その他分野 作成日:2012年3月13日_記事番号:T00035902
中部科学工業園区(中科)第4期二林園区(彰化県二林鎮)の開発が環境問題や水源問題で進まない中、朱敬一・行政院国家科学委員会(国科会)主任委員は12日、行政院で計画の見直しを進めていることを明らかにした。馬英九政権の選挙公約だった公共建設プロジェクト「愛台12建設」に含まれる同開発計画では、誘致を進めていた液晶パネル大手、友達光電(AUO)も工場設置の中止を決定したとみられる。13日付工商時報が報じた。
朱・国科会主委は立法院教育・文化委員会での質疑応答で、二林園区開発が抱える問題として、▽環境問題に関して議論が多い▽大肚溪の河口堰(ぜき)の建設中止により長期的な水源確保が難しくなった▽光電産業の低迷により当初投資に意欲を示していた企業が進出を見合わせた──ことを挙げた。その上で、これらの問題は行政院が2008年に計画を決定した際には存在していなかったと強調した。
一方、二林園区に第11世代液晶パネル工場を設置する計画を表明していたAUOは、「現在のところ進展していないが、園区の用地買収が完了すれば、予定通り進める」と強調し、計画に変更はないとしている。
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