ニュース 商業・サービス 作成日:2012年3月13日_記事番号:T00035915
インターネットショッピングモール「台湾楽天市場」の江尻裕一総経理は12日、台湾市場での業務を拡大する考えを示した。書籍中心のネット通販大手「博客来」との提携による「楽天書城」開設に続き、オンラインでの旅行業務、提携クレジットカード発行、楽天グループ傘下の電子マネー「Edy」などのサービスを展開する計画だ。13日付工商時報が伝えた。

江尻総経理によると、台湾楽天市場は昨年、出店している店の取引額が前年比2けた伸びて損益均衡を果たした。また世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、フェイスブックにおける同社ファン数は、同サイトを利用する企業としては台湾で2番目に多い30万人を超えており、今年はSNSを活用したマーケティングを強化する方針だ。
またスマートフォンやタブレット型パソコンの普及にも着目し、モバイルデバイスでも商品の購入やサービスの利用がしやくなるようにホームページを最適化する。モバイルデバイスを利用しての取引額は台湾では5%にすぎないが日本の楽天では20%あり、今後成長が見込めるとしている。
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