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南亜光電のLED照明工場、年内に量産・出荷計画 【図】


ニュース 家電 作成日:2012年3月13日_記事番号:T00035922

南亜光電のLED照明工場、年内に量産・出荷計画 【図】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、南亜光電(ナンヤ・フォトニクス、NYPI)の呉伯仁総経理は12日、同社が晶元光電(エピスター)や工業技術研究院(工研院)などと提携して設置するLED照明の自動化生産ライン(新北市樹林区)について、6月に設備搬入、第3四半期に生産開始、第4四半期に量産・出荷に入るというスケジュールを明らかにした。13日付蘋果日報が報じた。

 同ラインの月産能力はLED電球50万個で、量産開始後は7ワット(W)相当のLED電球の小売価格を1個300台湾元(約840円)まで下げられるとみられる。実現すれば、現在のサムスン電子の価格に迫ることになり、台プラグループにとって、DRAMに続きサムスンに対決を挑むことを意味する。南亜光電の王文潮董事長は「サムスンは当然、恐るべき相手だが、われわれにもチャンスがないわけではない」と語った。

 南亜光電のLED照明事業は今後、自社ブランドと受託生産の2本立てとし、日本、米国、欧州市場を主なターゲットとする。生産ラインの増設も視野に入れている。