ニュース 電子 作成日:2012年3月13日_記事番号:T00035925
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が12日発表した2月連結売上高は、前月比32.7%増、前年同月比27.3%増の580億7,900万台湾元(約1,620億円)だった。主要顧客である宏碁(エイサー)と聯想集団(レノボ)からの調達増が貢献した。13日付電子時報などが報じた。
2月のノートPC出荷台数は、前月比38.1%増の290万台。エイサーの1月発注分が、春節(旧正月)の影響で2月にずれ込んだため大幅増となった。
コンパルは3月は小幅な出荷増を見込んでおり、業界関係者は310万台を予測している。達成できた場合、第1四半期通期の出荷台数は前期比7.95%減の810万台を見込む。
コンパルでは従来取引が少なかったメーカーなどからの受注で、今年に入り受注が急速に増えている。華碩電脳(ASUS)からの受注割合は今年、昨年の10%から20%~25%に拡大する見通し。生産の外部委託を検討中と伝えられているサムスンからはテスト受注を受けており、今年下半期には大量の受注を得る可能性もあるとみられる。
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