ニュース 政治 作成日:2012年3月14日_記事番号:T00035929
民進党の複数の若手ブレーンが14日、中国雲南省入りし、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)傘下の海峡両岸関係研究センターが主催する「第10回両岸関係シンポジウム」に出席する。現地では国台弁の王毅主任、孫亜夫副主任との会談も実現する見通しだ。14日付中国時報が伝えた。
出席するのは、蔡英文・前主席の側近、羅致政氏、元民進党中国事務部主任の董立文氏ら、陳水扁前総統弁公室の陳淞山主任ら。
民進党はこれまで、国民党と中国共産党が開くフォーラムへの民進党関係者の出席を禁止してきた。今回は学術的討論である点などを考慮し、出席にゴーサインを出した。背景には総統選での敗北を受け、民進党が相互交流の中で中国を理解する路線へ転換したことがある。
羅致政氏は「緑陣営(民進党など台湾本土派)の声を対岸(中国側)にできるだけ知ってもらいたい」と述べた。陳淞山氏は「党内で台湾独立急進派の批判を浴びることが予想されるが、相互交流の中で中国を理解するためには、民進党と共産党の対話のドアを開くことが先決だ」と指摘した。
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