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台畜・新東陽・頂好の肉製品、立法委員が成長促進剤検出を指摘


ニュース 農林水産 作成日:2012年3月14日_記事番号:T00035935

台畜・新東陽・頂好の肉製品、立法委員が成長促進剤検出を指摘

 国民党の蔡正元立法委員は13日、台湾で販売されている肉類や肉製品を検査したところ、台湾畜産工業(台畜)や新東陽の「香腸(台湾式ソーセージ)」、スーパーマーケット、頂好超市(ウェルカム)の豚肉などから成長促進剤のサルブタモールとシマテロールが検出されたと明らかにした。蔡委員は政府に具体的な対策をまとめるよう求めるとともに、台湾産、外国産にかかわらず検査を強化するよう促した。14日付聯合報が伝えた。

 蔡委員によると、製菓大手、義美食品の実験室で7種類の成長促進剤を調べた結果、▽台畜の「原味香腸」▽新東陽の「原味香腸」▽ウェルカムの豚肉──から成長促進剤が検出された。

 これに対し台畜と新東陽は「最近行った検査では見つからなかった」と反論する声明を発表、頂好超市は「台湾SGS(台湾検験科技)で検査中で、結果が判明しだい公表する」と説明した。

 一方、同実験室が桃園市内の伝統市場で入手した豚の内臓など各部位を調べたところ、すべてからサルブタモールが検出された。また同市内の別の伝統市場の豚レバーとカモのレバーからもサルブタモールが見つかったという。