ニュース 電子 作成日:2012年3月14日_記事番号:T00035945
パナソニックの台湾法人、台湾松下電器が100億円を投資して建設した大園工場(桃園県大園郷)で13日開所式が行われた。同工場はスマートフォンなどのモバイル機器に使われる樹脂多層基板「ALIVH(アリブ)」を生産し、主要顧客の宏達国際電子(HTC)に供給する。14日付工商時報が伝えた。
同工場では2月15日の落成式に続き、蕭万長副総統、呉志揚桃園県長を招き、開所式が行われた。
台湾松下電器の洪敏弘董事長は「大園工場は台湾松下創業50年で最大の投資プロジェクトだ。顧客に対しては、世界で最高の技術を備えた基板工場が大園工場だと説明している」と述べた。
同社の中谷明弘総経理は「ALIVHの顧客は多くが台湾に集中しており、大幅に成長する台湾のスマートフォン事業やデジタルカメラ事業などに貢献できる」と語った。
新工場の生産能力は月産300万台(スマートフォン台数換算)で、既存工場(新北市中和区)の生産能力(月産300万台)と合わせ、台湾で月産600万台体制を確立する。敷地面積は約1万8,000平方メートルで、従業員数は300人以上を見込む。
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