ニュース 電子 作成日:2012年3月14日_記事番号:T00035946
14日付工商時報などによると、デルが13日に台湾を含む世界各国・地域で発売した、同社初のウルトラブック(超薄型軽量ノートパソコン)「XPS13」は、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が生産を手がけるとされ、出荷台数は月1万~1万2,000台とみられている。

ディスプレイサイズ13.3インチの「XPS13」は、筐体にカーボンファイバー(炭素繊維)を採用したことでコストが増し、台湾での販売価格は4万9,900~6万4,900台湾元(約14万~18万円)となった。
廖仁祥・デル台湾支社総経理は、カーボンファイバーは軽量で丈夫な上、放熱効果に優れ、「XPS13」を8時間使用してもボディーが熱くならないと説明した。重さは1.36キログラムだ。
なお業界では、デルが14、15インチのウルトラブックも発売する予定で、生産は仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が受託すると観測されている。
市場調査機関、IDCの予測によると、今年のウルトラブック世界出荷台数は2,500万台で、浸透率は10.4%。さらに業界では、来年は5,000万~6,000万台まで成長するとみている。
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