ニュース 電子 作成日:2012年3月14日_記事番号:T00035947
米アップルのサプライチェーン業者によると、アップルは今年、ノートパソコンの30%増を目標に掲げ、部品メーカーに生産能力増強を要求している。昨年の出荷台数が約1,300万台だったことからみて、アップルは1,700万台以上の出荷を見込んでいるもようだ。14日付工商時報が伝えた。
アップルは今年5月にノートPC「マックブック」のモデルチェンジを予定している。新モデルは4コア(クアッドコア)プロセッサーの「A5X」と第2四半期に発表される新型OS基本ソフト「マウンテンライオン」の搭載が見込まれる。
台湾の一部部品メーカーは、新型マックブック向けの出荷を先週から開始したもようだ。キーボードに関しては、メーカー側は今年、10%前後の増産を見込んでいる。
サプライチェーンは、マックブックの生産台数が昨年より30~50%増え、アップルによる目標の30%増は順当に達成可能とみている。
サプライチェーンに属する筐体(きょうたい)メーカーの可成科技(キャッチャー・テクノロジー)、ヒンジ大手の新日興(SZS)、バッテリーモジュールの新普科技(シンプロ・テクノロジー)、順達科技(ダイナパック)、放熱モジュールの双鴻科技(オーラス・テクノロジー)、キーボードの達方電子(ダルフォン)などが恩恵を受ける見通しだ。
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