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証券業界、中国資本進出で資格認定方式を提案


ニュース 金融 作成日:2007年11月7日_記事番号:T00003595

証券業界、中国資本進出で資格認定方式を提案

 
 証券業界の業界団体、証券業公会の黄敏助理事長は6日、行政院が中国資本による台湾への投資解禁を検討していることに関連し、認可に当たっては過去に外資に対し採用したQFII(適格外国機関投資家)方式をモデルに、QCII(適格中国機関投資家)方式を導入することを提言した。7日付経済日報が伝えた。

 黄理事長は、中国資本を適切に管理するQCII方式は、中国資本の対台湾投資解禁と中国資本に対する有効管理を実現する上で望ましい方法だと指摘した。

 QFII方式は、外国の機関投資家が台湾株に投資を行う際、監督機関から資格認定を受けた上で、定められた範囲内で売買を行うもの。現在は届け出制となり、事実上廃止されている。

 黄理事長は「金融市場はグローバル化しており、欧米や日本に資本と中国資本を区別すべきではない」として、早期開放を求めた。