ニュース 電子 作成日:2012年3月14日_記事番号:T00035950
14日付経済日報によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)が近く南部科学工業園区(南科)で工場拡張工事に着手する。半導体景気が第2四半期に好転し、需要が増えるとの見通しから、メーカーが生産能力の増強に意欲を高めているようだ。
陳俊偉・南科管理長は13日、TSMCは4月9日に南科「Fab14」第5期拡張工事の、UMCは4月11日に「Fab12」第5期拡張工事の着工式典を行うと明かした。両社の2工場が量産に入れば就業機会が各2,000件創出され、年産額は12インチウエハー工場1基当たり400億~500億台湾元(約1,100億~1,400億円)が見込まれるという。このため、南科進出企業の2012年生産額6,300億元(前年比10.5%増)のうち、ファウンドリーなど半導体が45%を占めるとの予測を示した。これは、液晶パネル、太陽光発電など光電産業を上回る規模だ。
業界関係者は12インチ工場の建設や設備などに1基当たり1,000億元以上かかるため、今後2年で2社が南科に2,000億元以上を投じると見積もっている。
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