ニュース 電子 作成日:2012年3月14日_記事番号:T00035951
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は、DRAM価格に上昇が見られるなど市況改善に伴って2月末から設備稼働率が上向き、現在90%以上に回復している。14日付工商時報が報じた。
エルピーダメモリが昨年第3四半期に20%の減産に踏み切ったのに続き、南亜科技とイノテラも昨年第4四半期から10~20%減産で追随していた。一時は20~30%のラインで操業停止も計画していた南亜科技は、第1四半期も減産態勢が続くとみられていたが、既に前倒しで終了したようだ。
南亜科技は操業を停止していた生産ラインも再稼働しており、3月はフル稼働に近づくと予想される。同社は3月の契約価格引き上げも確定しており、上げ幅は10%とみられる。イノテラは生産能力13万枚(ウエハー投入枚数)に対し、現在12万枚以上を投入していると表明した。
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