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世界工業競争力、台湾は11位【表】


ニュース その他分野 作成日:2012年3月15日_記事番号:T00035959

世界工業競争力、台湾は11位【表】

 国際連合工業開発機構(UNIDO)が14日発表した「2011年工業発展報告」によると、台湾の世界工業競争力達成度指数(CIP指数)は世界11位だった。いわゆる「アジア四小龍」(台湾、韓国、香港、シンガポール)のうち、台湾の順位は、世界1位のシンガポール、7位の韓国を下回ったが、17位の香港は上回った。なお日本は3位、中国は5位だった。15日付聯合報などが報じた。

 同調査は、世界118カ国の国や地域の工業競争力を、▽工業能力▽工業化の密度▽世界の製造業付加価値(MVA)に対する影響力▽製品輸出能力▽世界の製品貿易に対する影響力▽輸出品質──など6分野8指標で評価したもの。

 なお、台湾の1人当たりMVAは5,101米ドル(2000年の米ドル換算)で、日本の7,929米ドルには及ばないものの、韓国の4,562米ドルを上回った。

 同報告書に対し、行政院経済建設委員会(経建会)は、台湾経済は重要な転換期を迎えており、政府は製造業のイノベーション力レベルアップを加速させ、継続して競争力向上を図るとの考えを示した。