ニュース 金融 作成日:2012年3月15日_記事番号:T00035962
中国の温家宝首相は14日、第11期全国人民代表大会(全人代)閉幕後の記者会見で、中台関係について「海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の後続協議を加速させ、両岸(中台)間の通貨決済システムにおける協力、および双方の銀行による株式の持ち合いを奨励する」と発言した。15日付工商時報が報じた。

記者会見では中国国営の新華社通信、米ABCに続いて台湾メディア、中国時報に質問が許され、中国の台湾重視の姿勢をうかがわせた(14日=中央社)
中台経済協力を金融面から支援することが目的で、「大陸(中国)の台湾資本企業に特別な関心を寄せており、これら企業の発展、内需拡大を条件面からバックアップする」と説明した。
温首相はまた、「昨年両岸の往来がさらに緊密となり、(一つの中国を前提とする)『1992年の共通認識(92共識)』に基づく政治、経済、文化、世論の基礎がより堅固なものとなった」と語った。さらに、中国の現政権が最後の1年となる今年、中台経済関係ですべきこととして、「台湾中小企業、特色ある産業、一般市民、特に中南部住民の利益を考慮する」と強調した。
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