ニュース 電子 作成日:2012年3月15日_記事番号:T00035968
宏達国際電子(HTC)は第4世代(4G)移動通信用のスマートフォンに先行参入し、米国でシェア首位を走っているが、サムスン電子、LGエレクトロニクス、モトローラ・モビリティなどライバル各社の参入で、HTCは首位の座が脅かされることになりそうだ。15日付電子時報が伝えた。
HTCはLTE対応機種の「サンダーボルト」、WiMAX対応機種の「HTC EVO」で、昨年第3四半期まで4G端末市場で首位の座を固めていた。しかし、第4四半期以降はライバルの猛追に直面している。
米国では、4G端末が市場全体に占めるシェアが、2010年第4四半期の6%から昨年第4四半期には35%(NPD調べ)へと上昇した。既にAT&T、スプリント、ベライゾンの大手キャリア3社が参入し、端末メーカー間の競争が激化している。
HTCが昨年末に発売したLTE機種「リザウンド」「ビビッド」は既に、ライバル企業にシェアを食われる展開となっている。
このため、HTCはAT&Tと提携し、OSにウインドウズ・フォン・マンゴーを搭載したLTE機種「タイタン2」を投入するのに続き、年内にはアンドロイド対応のLTE機種「OneXL」を投入し、首位の座をキープしたい構えだ。
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