ニュース その他製造 作成日:2012年3月15日_記事番号:T00035969
太陽電池大手の昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)が14日発表した2011年通年の純損失は15億8,900万台湾元(約45億円)だった。昨年第1~第3四半期の同社純損失は2億6,000万元にとどまったが、同年第4四半期に高価格原料による圧力を受けて評価損が3億元以上になったのに加え、年末に固定資産の減価償却費で約10億元を計上した。15日付経済日報が報じた。
ただ潘文輝総経理は、ジンテックの純損失が同業社中で最も低いことから、「好景気の時は最高の利益、不景気の時は最低の損失」を目標にすると語った。
また昨年第4四半期の高額在庫と原料はすべて消化し終わっており、今年は製品価格が上昇すれば利益も回復すると強調。第1四半期は緊急受注が入っていることから業績は改善するとの見方を示した。4月以降は状況を見る必要があるとした。
なおジンテックの11年出荷量は、前年比5.5%増で過去最高を記録。3年連続で業界世界10社以内に入った。
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