ニュース 機械 作成日:2012年3月15日_記事番号:T00035970
工作機械部品大手の上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は、新規参入したロボット部門で、今年は急成長が見込まれている。
15日付経済日報によると、同社が開発した直角座標ロボットは、既に日本、ドイツの半導体、液晶パネルなどの自動化設備市場で採用されており、新規市場の開拓成功に加え、台中精密機械園区の新工場が操業を開始することで、証券業界は、同社のロボット部門の業績が今年は3倍以上の伸びを示すと予想している。
卓永財董事長は「(2009年に買収した)メガファブズでサーボモーターが量産に入り、品質が向上し、応用範囲も拡大している」と述べた。
同社の台湾工場の売上高は、前年比72.1%増の141億3,400万台湾元(約400億円)で、うち、工業用ロボット部門の売上高は131.1%増の6億9,100万元となった。
これに関連し、ハイウィンは14日、工業技術研究院(工研院)と共同で開発した「自動化加工品の上げ下ろし・運搬システム」の研究成果を発表した。
同社が70億元をかけ、台中精密機械園区内に整備している本部、研究開発センター、工場は、現在設備の設置作業が大詰めを迎えており、5月にも完成予定だ。
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