ニュース 電子 作成日:2012年3月15日_記事番号:T00035973
ノートパソコンなど受託生産大手、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は14日、同社における昨年のサーバー関連売上高は前年比30%増の約30億米ドル(約885億台湾元)だったが、今年は1,000億元(約2,830億円)を目指すと語った。15日付蘋果日報が報じた。

李董事長によると、これまでインベンテックはサーバーシステムのみを手掛けていたが、近年のクラウドコンピューティング商機拡大を受け、末端顧客で需要が高まっているサーバー向けマザーボード事業を昨年開始した。同社は昨年約900万台のサーバー向けシステムおよびマザーボードを出荷しており、システムが60%を占めたという。なおインベンテックはヒューレット・パッカード(HP)をサーバー受託生産業務の主要パートナーとしているが、新顧客の開拓も進めており、中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ)など向けに主にマザーボードを出荷しているという。
このほか李董事長は、サーバー産業全体の景気見通しについて、第1四半期は前期から横ばいとなるが、前年同期比では20〜30%の成長と予測。通年では成長を維持するとの見方を示した。
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