ニュース 電子 作成日:2012年3月15日_記事番号:T00035977
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、中部科学工業園区(中科)12インチウエハー工場「Fab15」の量産開始により、12インチウエハーの月産能力が30万4,000枚と、初めて30万枚を突破した。15日付経済日報が報じた。

同社の昨年通年のウエハー生産量は8インチ換算で前年比17%増の約1,322万枚、このうち12インチは29%増となった。今年の生産見通しについては昨年第4四半期の業績説明会で、28ナノメートル製造プロセスの需要増に伴い10%の増加を予測している。
証券会社はTSMCの今年の見通しについて、生産能力が四半期ごとに増加し、年末には12インチ月産能力は35万~40万枚に達すると予測。ファウンドリー進出を強化するサムスン電子は、現在12インチ月産能力が計約10万枚であることから、その3~4倍になると見ている。
また、第2四半期はサプライチェーンの在庫積み増しによって28ナノプロセスの需要増が見込めることから、売上高は前期比14~16%増となり、第4四半期には28ナノプロセスの歩止まり向上に伴い粗利益率も改善するとの見方を示した。
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