ニュース 電子 作成日:2012年3月15日_記事番号:T00035979
宸鴻集団(TPKホールディング)の江朝瑞董事長はこのほど、タッチ操作に対応したマイクロソフト(MS)の次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」が下半期に発売されれば、同社にとって顧客拡大につながるほか、12インチ以上の大型タッチパネル市場で最も「勝ち組」となると自信を見せた。15日付経済日報が報じた。

江朝瑞TPK董事長(右)は、タッチパネル搭載ノートPC20機種のうち16機種を受注していると語った(15日=中央社)
TPKは現在、米アップルを最大顧客とするが、今年は顧客を分散するとしており、江董事長は、その中にはアマゾン・ドット・コム、ソニー、中興通訊(ZTE)、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、聯想集団(レノボ)などが含まれると語った。
また江董事長は「アップル以外のメーカーがアップルに対抗するには、ウィンドウズ8の発売を待たなければならない」と述べた。その上で、TPKは大型製品の準備に3年以上かけており、良品率も既に小型製品に劣らないレベルに達し、世界で唯一大型タッチパネルを量産できると強調。「今年はTPKにとって大型製品『大爆発』の年となる」と語った。

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