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中国製紙業界再編、台湾企業に影響


ニュース その他製造 作成日:2007年11月7日_記事番号:T00003598

中国製紙業界再編、台湾企業に影響

 
 中国の国家発展改革委員会はこのほど、製紙業界の大規模再編を進め、3年以内に生産能力年100万~300万トンの企業10社に集約する方針を明らかにした。中国に進出している台湾系製紙会社はいずれも生産能力が同100万トンに満たないため、増産により大手メーカーとの競争激化に備える構えだ。7日付工商時報が伝えた。
 
 増産を計画しているのは、永豊餘造紙、正隆紙業、栄成紙業などで、いずれも将来的に生産能力を100万トン以上に引き上げる計画。3社の生産能力は現在、年40万~50万トンにとどまっている。
 
 中国政府の製紙産業発展政策は、今後3年間で製紙メーカーの大型化を図るため、同業間の合併を進めることが柱。この過程で小規模メーカーによる生産能力年650万トン分が削減される見通しだ。