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東森電視の経営権、米カーライルが獲得


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年11月7日_記事番号:T00003599

東森電視の経営権、米カーライルが獲得

 
 東森電視(ETTV)の大株主、東森国際(イースタン・メディア・インターナショナル)は6日、米投資会社カーライル・グループを引き受け先とする第三者割当増資の実施で最終合意した。カーライルは東森電視の株式40%と経営権を獲得する。東森側が取締役会定数の過半数をカーライル側に譲ることが条件となっている。7日付中国時報が伝えた。
 
 東森集団は王令麟総裁の逮捕を受け、銀行からの資金供給が滞り、東森電視は運転資金と債務償還財源を確保するため、8月の臨時株主総会で第三者割当増資を決議していた。カーライル側は経営権獲得を増資に応じる上での必須条件と位置付け、交渉を続けてきた。
 
 東森側の役員2人は、次回の臨時株主総会前に辞任しなければならない。既に東森集団の趙怡副総裁は役員を辞任した。役員改選後、カーライルは取締役会の定員13人のうち7人を占める。