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TPK、成都に新工場設置へ


ニュース 電子 作成日:2012年3月16日_記事番号:T00036001

TPK、成都に新工場設置へ

 米アップルを顧客に持つタッチパネル大手、宸鴻集団(TPKホールディング)が、中国でアモイ工場に続き、四川省成都での新工場設置を計画している。アモイ工場と同規模で、まずはタッチパネル用カバーガラスを生産する。16日付経済日報が報じた。

 アップルのタブレット型パソコン「iPad」最新機種は予約分が既に売り切れとなるほどの人気で、カバーガラスを供給するTPKも生産が追いつかない状況だ。また、中国沿岸部の人件費が上昇している上、アップル製品最大の組み立てメーカーである鴻海科技集団(フォックスコン)も成都市に生産拠点を設けていることから、TPKも同市での工場設置を検討している。

 江朝瑞TPK董事長は、同社のカバーガラスの自社調達率は現在5割以下だが、今後は顧客の需要増加に対応するため7割以上に引き上げたい」と述べた。