ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

大型液晶パネル出荷、2月は14%増【図】


ニュース 電子 作成日:2012年3月16日_記事番号:T00036004

大型液晶パネル出荷、2月は14%増【図】

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーが発表した2月の大型液晶パネル世界出荷枚数は、前月比14.4%増の5,958万枚だった。台湾メーカーでは奇美電子(チーメイ・イノルックス)が前月比30%増、友達光電(AUO)が前月比16%増となった。16日付蘋果日報が報じた。

 ウィッツビュー研究部の陳建安経理は、1月は春節(旧正月)連休で稼働日が少なかった上、メーカーが製造工程の移行や新製品向けの試作を行ったことで出荷量が減少したこと、および川下メーカーで新機種発売に向けた在庫積み増しが始まったことが2月の出荷増につながったと指摘した。3月は2月比でさらに2~3%増加すると予測した。

 2月の応用製品別大型パネル出荷枚数は、▽テレビ用、1,659万枚(前月比8.8%増)▽モニター用、1,535万枚(同11.4%増)▽ノートパソコン用、1,683万枚(同31.7%増)▽低価格ノートPC(ネットブック)用、255万枚(同16%増)──。

 一方、タブレットPC用は、米アップルが新製品の第3世代「iPad」向けパネルで品質に対する厳しい要求を出していることから出荷量が伸びず、前月比2.9%増の839万枚だった。