ニュース 電子 作成日:2012年3月16日_記事番号:T00036006
明基友達集団の発光ダイオード(LED)メーカー、隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)は、第1四半期に入り液晶パネル用バックライト向け、および照明向けLEDともに需要が回復したことから、同業他社に先駆けて受注量が増加し、生産ラインの同期稼働率は70%まで上昇しそうだ。張博儀同社財務長は、このままいけば6月にもフル稼働となって第3四半期にピークを迎え、非需要期の第4四半期もその勢いを維持するとの楽観見通しを示した。16日付工商時報が報じた。
張財務長はまた、過度な投資で供給過多に陥り価格が下落するという悪循環から抜け出すため、今年は中台ともに生産能力の拡充を行わず、設備投資は20億台湾元(約57億円)と、昨年の30億元より圧縮する考えを明らかにした。その上で、稼働率の引き上げを重視し、製品構成の調整により利益成長を図るとした。
レクスターの今年1~2月の連結売上高は前年同期比36.87%増の13億9,700万元だった。張財務長は、3月売上高は2月の7億4,600万元を上回るが、第1四半期に黒字転換できるかはまだ分からないと述べた。
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