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長年のご近所さんは夫の愛人、20年来の秘密が発覚


ニュース 社会 作成日:2012年3月19日_記事番号:T00036008

長年のご近所さんは夫の愛人、20年来の秘密が発覚

  タクシー会社を経営する丁さんは、台北市内きっての高級マンションの15階に住み、妻と2人の息子とともに幸せな家庭を築いていた…かのように見えた。しかし、彼には妻に絶対言えない大きな秘密があった。実は丁さんは階下の7階に住む女性、陳さんと長期間にわたり関係を持っており、今年23歳になる隠し子まで作っていたのだ。丁さんは20年以上、この秘密を隠し通してきたが、このほどあっけなくバレてしまい、妻に訴えられる事態となった。

 丁さんの浮気が発覚したのは、丁さんの妻と陳さんがちょっとした口論になった際、売り言葉に買い言葉でつい陳さんが、「ご主人と私がどういう関係か知らないの?わたしたちの間には子供もいるのよ!」と口を滑らせたためだ。

 妻にとっては青天のへきれき。自宅に戻って夫に問いただすと、23年前の情事と子供がいることをあっさり認めた。しかも、戸籍謄本で丁さんと陳さんが女児を設けていることも事実と判明した。夫が浮気したというだけでも辛いのに、愛人とその子供が顔見知りのご近所さんだったとは、何という衝撃だろう。

 妻は夫を姦通罪で訴える構えだが、台湾の姦通罪の公訴時効は5年。また事実の発生から6カ月を過ぎた後の提訴は無効となる。妻は夫と愛人の関係が「一時の気の迷い」ではなく、「常習犯」だったと確信しているが、両者がここ数年間の間に性交渉を持ったことを証明できない限り不起訴処分になる可能性が高い。

 自宅と愛人の家が同じマンション。二つの家庭を行き来するには便利だったかもしれないが、その近さゆえに妻と愛人が接触し、妻がひどく傷つく結果となった。20年もの間、裏切られ続けてきたことを知った妻の気持ちを思うと、夫に何のおとがめもなしでは何ともやり切れない。