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台湾スバル、モーターイメージ社に経営権移譲


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年11月7日_記事番号:T00003601

台湾スバル、モーターイメージ社に経営権移譲

 台湾速覇陸(スバル)は親会社である富士重工の台湾市場撤退を受け、持ち株65%および経営権をシンガポールのモーターイメージ社に引き渡す。これにより台湾はモーターイメージ社がスバルの代理業務を行う8番目の市場となる。7日付経済日報が報じた。

 台湾速覇陸の幹部によると、今回の株式譲渡は親会社のアジア太平洋経営戦略に沿って既に今年5月から進められており、販売システムも従来のものを踏襲するため、台湾のスバル車購入者に影響は全くないという。富士重工が台湾に派遣していた台湾速覇陸の日本人幹部は、大和俊彦総経理をはじめ今年中に日本へ帰国し、後任の総経理にはモーターイメージ社が派遣する司徒国明氏が就任する。

 モーターイメージ社が代理販売を請け負うシンガポール市場でのスバル車シェアは、日本市場でのシェアをはるかに上回る。このためスバルは同社との関係を重視し、マレーシア、タイ、フィリピン、香港、中国と次々に代理販売権を与えた。モーターイメージ社は、今年台湾市場での代理販売権を加え、スバルのアジア太平洋地区における最も重要なディーラーとなる。