ニュース 医薬 作成日:2012年3月19日_記事番号:T00036017
台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)の林栄錦董事長は18日、個人投資による永昕生物医薬(マイセナックス・バイオテック)が、海外の提携企業と共同で、今後2〜3年以内に大規模なタンパク質製剤工場の建設を計画していることを明らかにした。着工は第2四半期で、投資額は初期投資が30億台湾元(約85億円)、最終的には50億元を見込む。19日付経済日報が伝えた。

林董事長は「タンパク質製剤は東洋の将来的な発展の軸となる。市場の需要に対応するため、個人投資のマイセナックスがタンパク質製剤の生産ライン拡充を図る」と述べた。
マイセナックスは東洋のタンパク質製剤の受託生産を行い、年産2万リットルを見込む。現在、東洋とマイセナックスの間に資本関係はない。
マイセナックスは既に容量500リットルの袋状反応槽があるが、生産能力が東洋の需要を満たさないため、容量2,000リットルのタンク型発酵槽を新設する。生産ラインの数は5〜10本となる見通しだ。
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