ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

TSMCの太陽電池子会社、4月に出荷開始


ニュース その他製造 作成日:2012年3月19日_記事番号:T00036018

TSMCの太陽電池子会社、4月に出荷開始

 台湾積体電路製造(TSMC)の太陽電池子会社「台積太陽能」は16日、CIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)薄膜太陽電池モジュールが安全性評価機関の米ULと国際電気標準会議(IEC)の認証を取得し、同業他社に先駆けて今月中に量産、4月には出荷を開始すると発表した。17日付経済日報が報じた。

 CIGS薄膜太陽電池モジュールは、光の吸収率が高く、毒性が低いなどの点で優れており、次世代の太陽電池の主流になると期待されている。台積太陽能のほか、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)傘下の新能光電科技も世界最大のCIGS薄膜太陽電池で国際認証を取得しており、変換効率は平均で10%から11%。年末にも量産する予定だ。

 TSMCは2010年6月、米国のCIGS薄膜太陽電池モジュールメーカー「Stion」と業務提携を結んでCIGS分野に進出。昨年8月に子会社「台積太陽能」を設立した。