ニュース 電子 作成日:2012年3月19日_記事番号:T00036030
USB3.0対応ホスト・コントローラーチップの受注競争で、台湾勢の祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)、威鋒電子(VIA Labs)が相次いで日系メーカーから受注する見通しとなった。市場拡大やリスク分散などから、発注先が多角化され、台湾勢に受注機会が訪れた格好だ。
19日付電子時報によると、祥碩科技は東芝からの受注に成功し、第2四半期から出荷を開始する。第3四半期には威鋒電子も東芝向けに出荷を開始する見通しだ。
東芝は現在、2種類の構造の外付けハードディスクを生産している。このうち、エンクロージャー設計の製品は1~3社への生産委託が見込まれ、コントローラーチップについては、祥碩科技と威鋒電子が受注を分け合う見通しだ。
もう一つのネイティブ設計のコントローラーチップについては、要求される技術レベルが高いため、これまで富士通が受注を独占してきたが、祥碩科技と威鋒電子が新たに参入する見通しとなった。
また、USB3.0外付けハードディスクに新たに参入したソニーは、威鋒電子への発注を決めた。
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