ニュース 電子 作成日:2012年3月19日_記事番号:T00036031
米ファウンドリー大手、グローバル・ファウンドリーズ(GF)のマイケル・ヌーネン・マーケティング副社長は、GFが昨年第4四半期の売上高で聯華電子(UMC)を超え、ファウンドリー業界世界2位となったと発言した。UMCの昨年第4四半期の売上高は8億1,000万台湾元(約690億円)。GFの売上高は250億~265億元とされ、大差はなかったもののUMCが世界2位から後退するのは30年来で初めてのことだ。UMCはこれに対し「競合についてはコメントしない」と回答している。19日付経済日報が外電の報道を基に報じた。
GFが昨年第4四半期売上高でUMCを上回ったのは、ハンドヘルドデバイス関連やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の受注が入ったことに加え、2010年に買収したシンガポールの半導体受託製造大手チャータード・セミコンダクターの元顧客から支持を受けていることなどが大きな要因とみられる。
業界関係者は、これまで世界のファウンドリー業界は台湾積体電路製造(TSMC)とUMCでリードしてきたが、近年はサムスン電子やGFが勢いを増してきており、注意を払う必要があると指摘した。
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