ニュース その他製造 作成日:2012年3月20日_記事番号:T00036047
機能性透湿防水繊維メーカーの聚紡は今年、スポーツウエアの自社ブランド「GFun」の展開を開始し、繊維加工専業から衣料の小売・販売業へと事業の多角化を図る。20日付経済日報が伝えた。
同社はこれまで、機能性透湿防水繊維を「G−Tex」のブランド名で販売してきたが、収入の安定化を図る狙いから、事業の多角化を進めることを決め、昨年第3四半期に桃園県観音郷の工場拡張に約2億台湾元(約5億6,000万円)を投資した。
観音工場は面積が約1万2,000坪あり、これまでの布地加工では、このうち7,000坪近い敷地を使っていなかったため、そこに衣料工場を建設した。今年はさらに生産ライン8本を増設し、従業員数は300人に拡大する見通しだ。
蔡秋雄・同社董事長は「布地加工だけを行っていたのでは、経営は取引先の発注量に左右され、自社でコントロールできないため自社ブランドを展開することにした」と説明した。今後は高品質、中価格帯をブランドのコンセプトとし、台湾だけでなく、海外市場にも輸出したい構えだ。
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