ニュース 電子 作成日:2012年3月20日_記事番号:T00036049
中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)の王志剛董事長は19日、新興市場や欧州連合(EU)域内市場との協力関係強化に向け、今月29日に開く「2012年新興市場・EU市場調達パートナー大会」で、前年を20%上回る48億米ドル相当の受注を見込んでいることを明らかにした。20日付経済日報が伝えた。

TAITRAと経済部国際貿易局(国貿局)の訪問団は先日、ブラジルサンパウロで台湾製品を現地企業に紹介する貿易・商談会を開催した(中央社)
今回の調達パートナー大会には、59カ国から566社が招かれており、コンピューターとその周辺機器、通信、太陽光発電、発光ダイオード(LED)、金属建材、流通業、機械、自動車部品、食品、医療器材、バイオ製品などで受注を見込む。過去の傾向からみて、受注額の半数以上は、情報通信、機械関連が占める見通しだ。
王董事長は「韓国とEU、米国の自由貿易協定(FTA)が発効し、近く中韓のFTA交渉が始まる予定となる中、台湾は新興市場との協力関係を強化するほか、引き続き海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)を生かし、経済貿易交流を強化する必要がある。そうしないと、韓国にアジア市場での地位を奪われ続ける」と危機感を示した。
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