ニュース 電子 作成日:2012年3月20日_記事番号:T00036051
水晶デバイス最大手の台湾晶技(TXC)は、利益率が高い温度補償水晶発振器(TCXO)の受注量が4月から1,500万個へと50%増える見通しで、第2四半期以降の業績拡大が予想される。20日付経済日報が業界関係者の話として伝えた。
TCXOとは、水晶振動子と温度補償発振回路を一つのパッケージに組み込んだ製品を指す。これまでに宏達国際電子(HTC)、中興通訊(ZTE)や華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)への納品が決まっている。
このほか、アップル向けには新型iPad、iPhone用の水晶デバイスの出荷を5月にも開始する予定だ。サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシー」シリーズ向けにも最近、納品を開始した。水晶デバイスはスマートフォンの薄型軽量化で微細化が求められ、TXCの技術レベルがスマートフォン各社に高く評価されている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722