ニュース 電子 作成日:2012年3月20日_記事番号:T00036053
プリント基板(PCB)大手、燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)はこのほど、米アップルの新型スマートフォン「iPhone5」、タブレット型パソコン「iPad」向けの電源対応バックプレーンを受注したもようだ。20日付自由時報が伝えた。
今回の受注は、アップルの生産委託先である富士康国際(FIH)から打診があったもので、既に機密保持協定が交わされ、第2四半期から出荷が開始される見通しとなった。ユニテックは事実関係の確認を避けた。
iPadとiPhone向けの電源対応バックプレーンは、これまで日本メーカーが独占してきたが、ユニテックが食い込んだ形となり、業界内で注目を集めている。
台湾メーカーでは、携帯電話用プリント基板(PCB)大手、華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)がアップル向けにマザーボードを出荷しており、バックプレーンの受注も有力視されていた。しかし、同社はバックプレーンの生産能力が月産1万枚しかない上、関連認証も取得できず、ユニテックに受注機会を奪われた格好となった。
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