ニュース 電子 作成日:2012年3月20日_記事番号:T00036056
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)傘下のコイルメーカー、燁輝企業(YP)が出資する億威電子系統(EMMT)はこのほど、無線ICタグ(RFID)読み取り機の開発に成功した。台湾、中国、東南アジア、米国などに出荷を見込む。20日付工商時報が伝えた。
EMMTは軍事用通信機器を主力としており、2004年に燁輝企業から6億3,000万台湾元(約18億円)の出資を受けた。EMMTはRFID読み取り機の設計、販売を行う米国企業、アプライド・ワイヤレス・アイデンティフィケーション(AWID)に出資したことをきっかけに、RFID分野に参入した。
新製品はUHF帯を利用する製品で、本体とアンテナが一体化されている。電子収受システムや駐車場、自動洗車場、生産管理などに応用が見込まれている。
燁輝企業の呉林茂総経理は「新製品は早ければ6週間以内に認証を取得し、量産に入る。市場の見通しは明るい」と述べた。生産能力は月500台で、1台当たりの売価は2,000米ドル前後となるため、月間で3,000万元程度の売り上げが見込めるという。
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