ニュース 電子 作成日:2012年3月20日_記事番号:T00036057
台湾積体電路製造(TSMC)が出資する発光ダイオード(LED)大手、ブリッジラックスは、8インチシリコン基板を使用したLED製品が来年初めにも量産に入る見通しだ。今後はさらなるコストダウンを図り、12インチ基板での生産を進める方針だ。20日付工商時報が報じた。
ブリッジラックスのジェイソン・ポッセルト・マーケティング副社長は先ごろ、LED電球が60ワット(W)相当の白熱電球に取って代わるには価格を5米ドル以下に下げる必要があり、コストダウンに向けシリコン基板を使用した同社の「GaN−on−Si」技術は最も可能性を秘めていると強調した。
ブリッジラックスが「GaN−on−Si」技術を発表した昨年8月に、TSMCはLED照明の新会社「台積固態照明」を設立した。TSMCは将来的にブリッジラックスに生産を委託すると業界ではみられている。
なおブリッジラックスには、サファイア基板を使用したLEDを手がける大手、晶元光電(エピスター)も出資している。
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