ニュース 電子 作成日:2012年3月20日_記事番号:T00036058
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は19日、28ナノメートル製造プロセスの需要が好調で顧客からの受注が立て込んでいることから、今年の設備投資額の引き上げについて可能性もあると語った。18日には孫又文・同社広報担当者も設備投資額の上方修正を検討していると明らかにしていた。20日付経済日報などが報じた。
張忠謀董事長によると、TSMCはスマートフォンやタブレット型パソコン関連の受注増加により市場シェアを伸ばしている。受注好調の理由について、技術力、生産力、顧客からの信頼と述べた一方、世界の半導体業界全体が順調なわけではないとして、今年の半導体市場の成長率が2%になるとの見方については変更なしとした。
TSMCは1月の決算説明会で、今年の設備投資額を前年比17.65%減の60億米ドルと発表したが、外資系証券会社は68億米ドルに引き上げるとみている。
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