ニュース 電子 作成日:2012年3月21日_記事番号:T00036079
DRAM大手、エルピーダが破綻したことで、半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)はエルピーダに対する約20億台湾元(約57億円)の売掛金回収に懸念が出ていたが、このほど4社がエルピーダの再建支援を検討しているとの観測が出たことで、明るい見通しが出てきた。21日付経済日報が報じた。
パワーテックは、「既にエルピーダ再建の代表者と債権の保証について契約を結んでおり、経営に影響は受けない」と強調した。
また、顧客である東芝の製品がアップルのタブレット型パソコン「iPad」最新機種に採用されたことで、パワーテックも同製品のサプライチェーン入りを果たした。さらに米マイクロン・テクノロジーの支持も得られていることからNAND型フラッシュメモリ事業の展開を拡大している。エルピーダ問題が解決すれば、同社はメモリーの封止・検査世界最大手の座に返り咲くだけでなく、さらに上のステージに進むことができるとし、懸念払拭(ふっしょく)に努めている。
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