ニュース 電子 作成日:2012年3月21日_記事番号:T00036082
ノートパソコン業界関係者によると、第2四半期は各ブランドが相次いで新機種の発売を計画しており、インテルの次世代中央処理装置(CPU)「Ivy Bridge」搭載の主流機種も6月に登場するため、新学期シーズンを前に購買意欲が刺激されるとみられる。このことから同関係者は、業界全体の同期出荷量は非需要期にもかかわらず10%の成長を見せる見通しだと語った。21日付電子時報が報じた。
同関係者によると、ノートPCのODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーの出荷量は2月の時点で谷底を脱し、成長率も予想を上回った。3月以降も出荷増が続く見通しで、マイクロソフト(MS)の次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」が発売されるとみられる下半期はさらに伸びるとの予測だ。
インテルが4月初旬を予定していた「Ivy Bridge」発表が同月29日にずれ込んだことについて業界関係者は、影響は限定的と指摘。宏碁(エイサー)の翁建仁・世界総裁も、ノートPC向けプラットフォーム「Chief River」には旧世代CPUも搭載できるため、十分な量の「Ivy Bridge」が確保できなくても新製品の発売スケジュールに影響は出ないと強調した。
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