ニュース 石油・化学 作成日:2012年3月22日_記事番号:T00036104
遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の化学繊維メーカー、遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)は、中国江蘇省の揚州化学工業区にバイオエチレンの一貫生産プラントを建設する。生産開始は2015年を見込む。22日付経済日報が伝えた。
新工場は遠東新世紀と東聯化学(OUCC)が共同で建設するもので、バイオエチレンを年間22万トン生産する。加工により、エチレングリコール(EG)を年間60万トンすることが可能だ。
バイオエチレン工場の新設は、食品メーカーの環境意識の高まりに対応し、植物素材を30%含むペットボトル原料を供給する狙いがある。生産したEGの半分は輸出され、残る半分がペットボトル原料などに加工される。
同社は21日、工場建設資金を確保するため、現地の東聯化学との合弁子会社などに計35億台湾元(約100億円)の増資を行うと発表した。
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