ニュース 機械 作成日:2012年3月22日_記事番号:T00036106
経済部工業局は、木工機械産業の国際競争力強化を目指して、業界との連携組織「Wチーム」を4月に立ち上げる。スタートアップの式典は4月6日、台中市で行われる。中央社が21日報じた。
工業局によると、Wチームは▽「MIT(メイド・イン・タイワン)認証」▽仮想生産ラインの世界セールス推進▽スマート自動化技術指導▽ICT(情報通信技術)プラットフォームの付加価値向上▽美学デザインの付加価値向上──の5項目の推進によって、「イメージ、マーケティング」から「技術、サービス、デザイン」まで、産業全体の競争力向上を図る。台湾全土の木工機械業者は300社で、既に少なくとも50社がWチームへの加盟を決めているという。
工業局はWチーム設立の背景について、ドイツやイタリアなど同分野の輸出大国が近年、生産ライン全体の自動化を方向性として、効率、環境保全、デザインを重視しつつ、業界企業を、世界の発展傾向に対応できるよう指導していることがあると説明した。
工業局は2016年段階で木工機械産業の生産額を280億台湾元(約800億円)へと、10年の200億元から40%拡大させ、世界3位の輸出国・地域となることを目指している。
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