ニュース 機械 作成日:2012年3月22日_記事番号:T00036107
工作機械の業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)の王正青総幹事によると、今年1~2月の台湾の工作機械輸出額は、前年同期比24%増の6億5,000万米ドルだった。米国企業の投資増に応じて同国向けの輸出が83%に伸びたほか、タイの大洪水による発注シフト効果などによりドイツ向けが63%増、オランダ向けが41%増となった。22日付工商時報が報じた。

友嘉集団(フェアフレンドグループ)、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)など台湾の各工作機械メーカーは、第1四半期が谷底で第2四半期から徐々に回復するとみていたが、円高を受けての日本企業向け受注や、中国、タイ、インドからの自動車部品や食品、3C(コンピュータ、通信、家電)関連の受注が相次ぎ、第1四半期の受注は満杯となった。すでに第2、3四半期の受注受付を開始しているが、出荷は早くても5~6月、大型工作機械は8~9月になる見込みだ。
王総幹事は今年通年の工作機械輸出額について、前年比10~15%増で過去最高額を記録するとの見方を示した。
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