ニュース 電子 作成日:2012年3月22日_記事番号:T00036110
中部科学工業園区(中科)第4期二林園区(彰化県二林鎮)の開発が環境問題や水源問題で進まないため、液晶パネル大手の友達光電(AUO)は工場設置を見合わせ、行政院が方向性を打ち出すのを待って再検討する方針を決めたもようだ。AUOは台湾での投資は続ける考えだ。22日付蘋果日報が伝えた。
行政院国家科学委員会(国科会)の賀陳弘副主任委員は、二林園区の開設を検討していた当時と比べ、現在では水源確保が難しくなったことや大型液晶パネルの需要低迷など大きな変化が生じたため、再検討が必要になったと説明した。
賀副主任委員は、国科会としても当初計画通りに進めるのは困難と判断しており、2週間前に行政院に報告したことを明らかにした。ただ、計画を簡単に中止することはないと強調した。
なお蘋果日報によると、産業によって用水量に大きな違いがあり、1日1ヘクタール当たりの平均用水量は光電産業が525立方メートル、半導体が同960立方メートルと多いのに対し、精密機械は35立方メートルと光電産業の15分の1で済むという。
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