ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年3月22日_記事番号:T00036111
中国鋼鉄(CSC)は21日の董事会で、原料の自社調達率の引き上げを目的に、オーストラリアの傘下企業に対する91億5,000万台湾元(約260億円)の増資を決定した。李慶超・執行副総経理によると、同社の原料自社調達率は現在、鉄鉱石が1%、石炭が約3%だが、今年末までにさらに100億元を追加し、少なくとも8%に引き上げる計画だ。22日付経済日報が報じた。

同社はまた、2015年までに自社調達率を30%以上に引き上げるため、鉱山開発などに今後4年間で500億元を投じ、川上川下メーカーの統合を強化する。
ただCSCの幹部は、世界の鉄鉱石資源の75%はブラジルの資源大手ヴァーレなど、大手3社の独占状態にあるため、川上メーカーの統合は難しいと指摘した。
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