ニュース 社会 作成日:2012年3月23日_記事番号:T00036117
カナダ台湾人権協会が馬英九総統あてにニクソン元米国大統領や全斗煥(チョン・ドゥファン)元韓国大統領らの例にならい、総統2期目に際して陳水扁前総統に恩赦を与えるよう求める書簡を送っていたことが分かった。これに対し総統府は22日、「馬総統は恩赦は検討していない」と答えた。23日付蘋果日報が伝えた。
陳前総統については全米台湾人権協会も「病状が深刻であれば保釈して入院治療をさせるべき」と主張している。また、5月に行われる民進党の主席選挙に立候補を表明した蘇煥智前台南県長は「当選した場合、保釈しての入院治療と恩赦の要求を党の基本方針に掲げる」と明言した。
しかし、民進党の立法院党団総招集人の柯建銘氏は「陳前総統は現在も審理中の案件があり、恩赦は不可能だ。保釈を受けての入院治療も法律上、非常に難しい。別の刑務所への移送か刑務所内の医療室に移すことなら可能ではないか」と話している。
なお蘋果日報が22日実施した陳前総統への恩赦に関する世論調査では「賛成」が42%、「反対」は48%だった。
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