ニュース 金融 作成日:2012年3月23日_記事番号:T00036123
中央銀行の彭淮南総裁は22日、中台間で今年上半期中にも為替清算協定が結ばれるとの見通しを示した。23日付経済日報が伝えた。
彭総裁は先ごろの立法院での答弁で、為替清算協定の締結時期について、「近い将来に署名できることを望んでいる」と語っていた。これについて、彭総裁は22日の中銀理事監事会の後、記者団に「近い将来とはいつか」と問われ、「現在交渉のムードは良好だ。上半期中に、少なくとも夏休み前になることを願っている」と述べた。
台湾側は中台交渉で香港での為替清算を拒否する姿勢を堅持し、交渉が難航したとされる。しかし、彭総裁が「上半期署名」という踏み込んだ発言を行ったことで、交渉には何らかの進展があったと推測される。
消息筋によると、為替清算協定をめぐる交渉は、今年2月から急に進展を見せ始めたという。台湾側は中国の指導層交代をめぐる内部の勢力地図の変化と関連があるとみている。
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