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CSCのQ2稼働率、「9割に引き上げる」【図】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年3月23日_記事番号:T00036131

CSCのQ2稼働率、「9割に引き上げる」【図】

 中国鉄鋼(CSC)の宋志育総経理は22日、第2四半期の生産ライン稼働率を9割まで引き上げるとの考えを示し、同期受注量は前期比10%増の275万トンになるとの見通しを明らかにした。さらに下半期は四半期ごとに増加し、今年通年の受注量は前年の915万トンを超えると語った。23日付蘋果日報が報じた。

 また同社の李慶超・執行副総経理も、鉄鋼景気は回復する中、国際鉄鋼価格が上昇する一方で、原料価格は下落しており、3月は損益均衡、4月と5月には黒字転換するとみている。

 またCSCはインドのムンバイに50億台湾元(約140億円)を投じて電磁鋼板工場(年産20万トン)を設置する計画で、今年5月にも環境影響評価の第2段階を通過すれば、直ちに着工、来年にも稼働できる見通しだ。証券会社は稼働すればさらなる利益拡大が見込めると予測した。