ニュース 電子 作成日:2012年3月23日_記事番号:T00036140
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は22日、機能フォン(フィーチャーフォン)向けチップに搭載する最新の映像・音声圧縮ソフトウエア「モバイル・シアター」を発表した。同社はこれについて、「約50億米ドル規模が見込まれるインド・モバイル向け娯楽市場で、顧客と共同で商機獲得を目指す」と説明した。23日付工商時報が報じた。
メディアテックによると、同ソフトはインド市場で早くから展開し、知名度も高い「G'Five」など多くの中国携帯電話メーカーのほか、「Micromax」、「Spice」といったインドブランドも既に採用しているという。
携帯電話チップ市場では今年、第3世代(3G)移動通信向けが主役となることは確実な状況で、メディアテックが強みとする2G機能フォン向けチップ価格は急速な下落を見せている。しかし、米テキサス・インスツルメンツ(TI)が今年末に2Gベースバンドチップから撤退するため、モトローラ、サムスン電子、ノキアなどが発注の振り替えを既に開始しており、メディアテックは受注量を拡大することで価格の下落に対抗しようと、新ソフトの開発に注力しているようだ。
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